日本のアルミ産業

アルミと日本の生活

日本でごく普通に生活していれば気づいてないだけで、ほぼ毎日アルミに接しているのが一般的な日常生活です。
そういわれてもピンとこない気がするでしょうが、まず朝起きて窓を開けて空気の入れ替えをする家庭が多いでしょう!

そうなるとアルミサッシの窓を開けてませんか?

さらにキッチンではアルミ箔、お財布には1円玉があれば、これら気づくとすべてアルミニウムです。

むしろ老若男女問わずアルミに日々接していると分かりますが、アルミはポーキサイトという鉱石が原料となり作られます。

しかし日本の生活でポーキサイトという鉱石について、耳にする機会があるのだろうかと思うほど。

つまり日本で自給自足できるほど、生産できる鉱石ではない可能性が高いことに通じます。

だから日本の生活でアルミに接する機会はこんなに多いのに、日本のアルミ産業は輸入に頼る状態になります。
アルミを通じても日本の資源が乏しい実態が浮き彫りになるので、アルミについて見直す機会になりそうですね!

 

日本とアルミの関係

アルミの原料とはポーキサイトという鉱石になりますが、ほぼ日本の生活で耳にすることがないに等しい物質でしょう。
つまり日本のアルミ需要に対応するには、ポーキサイトは輸入に頼るしかありません。

しかしポーキサイトの鉱石のまま輸入するのではなく、アルミ物質として地金に製造されたものを輸入します。

まず鉱石のままだと荷物としてかさばるので、新地金であればアルミを多量に運搬することが可能になりますね。

だからアルミの原料を輸入するとなれば、まず日本では新地金に加工されたものを輸入しています。

そこからアルミの用途によって、さらなる製造工程を経ることで日本のアルミ産業において商品化されるわけですね!

つまり日本のアルミ産業であれば、まず製造に関して輸入した新地金から板製造業、押出製造業、はく製造業など、各業種により加工されアルミ材として仕上げる工程を経ます。

さらに建築資材など用途に従い、アルミの特性を活かして多種多様に製造業により商品化され、消費者に供給される経路をたどります。