アルミチャンネル

コの字型のアルミ製レール

コの字型のアルミ製レールになっているのがアルミチャンネルです。

断面がコの字形のようになっており、工業的には主に機械部品や建材などに使用されていますが、幅や長さなどのバリエーションが豊富で、DIY収納術にも活かせるその幅広い用途には驚かされます。

例えば、アルミチャンネルと棚板を使ってスライド棚を作れば、奥行きのある食器棚やシンク下収納などに活用することができます。

アルミチャンネルと壁面でCDのディスプレイ棚、アルミチャンネルと縁付きのカゴでテーブル下の簡易引出しなど、用途は暮らしの部屋の中で広がるのです。

用途に合わせて、アルミチャンネルの長さや厚さを自由に変えられる加工のし易さが魅力といえます。

アルミチャンネルの究極簡単DIYをいえば、強力両面テープで貼るだけで、もうそれで終わり。
拍子抜けするくらいの簡単さで、部屋のイメージチェンジができてしまうため、活用しない手はないでしょう。

 

加工は、ホームセンターや専門業者にお任せ

物作りの現場でニーズが高いアルミチャンネルには、内側部分が丸まっている「R付チャンネル」と90度角の「Rなしチャンネル」、アルファベットの「C」のように立ち上がりからさらに90度折り曲げた「C型チャンネル」などがあります。

100円ショップやホームセンター、インテリアショップなどでも気軽に見かけて、購入することができると思います。

一般的な材質はA6063ですが、強度をもっと必要とするならA5052、A6N01、 A7N01も業者で入手可能です。

サイズや太さ、厚みなどがおもしろいようにたくさんありますから、用途に合わせた活用はとても面白く、木材よりはるかに丈夫ですから、重宝するでしょう。

ただ、加工する方法の切断や溶接の場合、専用の工具がないと難しいですし、特に溶接は、金属の中でもアルミは難しいといわれていますから、ホームセンターや専門業者にお任せすることをお勧めします。

その方がキレイに、早く仕上がるでしょう。